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橋梁部材の製作(主桁・横桁・鋼製橋梁構造物)

    

船体ブロックをはじめとする大型鋼構造物の製缶加工で長年の実績を持つ鳴滝工業は、橋梁向け鋼製部材・構造物の製缶加工にも対応しています。

主桁・横桁・補剛材・ブラケットといった鋼橋部材から、歩道橋・農道橋・工場内通路橋の鋼製フレームまで、厚板製缶・溶接の技術力でご支援します。図面支給・材料支給からの製作、1点もの・特注品まで、お気軽にご相談ください。

橋梁部材

橋梁部材とは?鋼製橋梁の構成と役割

鋼製橋梁(鋼橋)は、主に「上部工」と「下部工」で構成されます。上部工は橋の荷重を直接受ける主要構造で、鋼板を溶接・組み立てた部材で構成されます。

上部工の主要部材

**主桁(しゅけた)**は橋の最も重要な主要構造部材で、車両・歩行者の荷重を支持して橋台・橋脚に伝えます。鋼板を溶接してI形断面(鈑桁)または箱形断面(箱桁)に組み立てた大型溶接構造体です。道路橋の鋼材板厚は一般に9〜50mmが基準であり、まさに鳴滝工業が得意とする厚板製缶の領域です。

**横桁(よこけた)**は主桁同士を橋軸直角方向に連結し、荷重を分散するとともに橋全体の剛性を確保する部材です。**対傾構(たいけいこう)**は主桁のねじれ・変形を防ぐために桁間に配置される斜材で、山形鋼や鋼板を溶接・ボルト接合して製作されます。


橋梁部材の種類と鳴滝工業の対応

鈑桁(プレートガーダー)

上下フランジと腹板(ウェブ)を溶接で組み立てたI形断面の主桁です。設計・製作が比較的容易で鋼重が軽いため、道路橋・歩道橋・農道橋に幅広く採用されています。腹板には垂直補剛材・水平補剛材が溶接で取り付けられます。

鳴滝工業の対応:◎(フランジ・ウェブの製缶溶接組立に対応)

箱桁(ボックスガーダー)

鋼板を箱形断面に溶接した主桁で、曲げ剛性・ねじり剛性が高く、曲線橋・長支間橋に採用されます。内部にダイヤフラム(隔壁)を設けて形状を保持する構造で、大型厚板の精密な溶接組立が必要です。

鳴滝工業の対応:○(箱形断面の製缶溶接に対応。大型品は仕様によりご相談)

横桁・対傾構・横構

橋の横方向の剛性を確保し、風荷重・地震荷重を主桁に伝える部材群です。山形鋼・H形鋼・鋼板を組み合わせた溶接構造体として製作されます。

鳴滝工業の対応:◎(鋼板・形鋼の製缶溶接組立に対応)

端支承部材・支承フレーム

上部工からの荷重を橋台・橋脚に伝えるための鋼製支承部材です。支点部に作用する大きな集中荷重に耐える厚板溶接構造体として製作されます。

鳴滝工業の対応:○(厚板製缶溶接に対応)

歩道橋・農道橋・工場内通路橋フレーム

工場内の設備間を結ぶ通路橋・歩道橋・農道橋など、比較的小規模な鋼製橋梁フレームです。設計からご相談いただける仕組みも整えており、1点もの・特注対応を得意としています。

鳴滝工業の対応:◎(フレーム一式の製缶溶接に対応)

鋼製高欄・手すりフレーム

橋梁の転落防止・安全確保のための欄干・手すりの鋼製フレームです。

鳴滝工業の対応:○(鋼板・鋼管の製缶加工に対応)


橋梁部材製作で重要な技術要件

鋼橋部材には一般構造物と異なる厳しい品質要件があります。

溶接品質の確保:主桁フランジ・ウェブの完全溶け込み溶接では、内部欠陥が許容されません。船体ブロック製造で培った多層溶接・品質管理の技術が、橋梁部材の高品質製作を支えます。

溶接変形の制御:長尺の主桁製作では溶接熱による反りが問題となります。製作順序・拘束方法・熱処理の管理が重要です。

材質管理:鋼橋には溶接構造用圧延鋼材(SM400・SM490・SM490Y・SM520・SM570)が主に使用されます。鳴滝工業では材質の要求に応じた鋼材調達・管理に対応しています。


鳴滝工業が対応できる製作仕様・スペック

対応材質

  • 溶接構造用圧延鋼材(SM400・SM490・SM490Yなど)
  • 一般構造用圧延鋼材(SS400)
  • 耐候性鋼(SMA材):別途ご相談
  • ステンレス鋼(SUS304・SUS316)

対応板厚:6mm以上の厚板製缶に特化

橋梁主要部材の標準板厚(9〜50mm)は、鳴滝工業が最も得意とする6mm以上の厚板製缶・溶接の領域です。

対応サイズ:10tトラック積載・海上輸送対応

分割製作後の海上輸送により、西日本エリア(大分県まで実績あり)への広域納品が可能です。橋梁部材は長尺・大型になることが多く、海上輸送のアクセス性は大きな強みです。

製造工程と対応範囲

工程対応備考
プラズマ切断(〜25mm程度)社内対応
製缶・組立社内対応
溶接(鉄・ステンレス)社内対応
曲げ加工協力会社へ手配
塗装協力会社へ手配(別途ご相談)
設計・架設工事×対応範囲外

鳴滝工業が選ばれる3つの理由

上部構造

① 船体ブロック製造で培った大型厚板溶接の技術力

船体ブロックの製缶では、長尺・大型の厚板構造体を高精度に溶接組立する技術が求められます。この技術は橋梁主桁・箱桁の製作に直結しており、溶接変形の制御・品質管理ノウハウを豊富に持っています。

② 材料支給OK・1点もの・特注品対応

量産品ではなく、現場ごとの寸法・仕様に応じた1点もの・特注品の製作を得意としています。農道橋・工場内通路橋・特殊形状の橋梁部材など、大手が受けにくい案件を歓迎します。

③ 離島立地×海上輸送で西日本広域へ対応

長尺・大型の橋梁部材も、海上輸送を活用した西日本エリアへの納品が可能です。陸上輸送では困難な大型部材もフレキシブルに対応できます。


よくあるご質問(FAQ)

Q. 架設・施工工事も依頼できますか?
A. 架設・施工工事は弊社対応範囲外です。製缶加工・部材製作に特化した形でのご依頼をお願いしています。

Q. 橋梁の設計からお願いできますか?
A. 設計は弊社対応範囲外となりますが、設計会社のご紹介は可能です。図面・仕様をお持ちいただき、製缶加工のご相談から始めることをお勧めします。

Q. 農道橋・工場内通路橋など小規模な橋梁にも対応できますか?
A. 対応可能です。単品・1点ものの製作を得意としています。


橋梁部材の製作に関するご相談はこちら

  • 対応品目:鈑桁・箱桁・横桁・対傾構・支承フレーム・歩道橋フレーム・通路橋 他
  • 対応材質:SM400・SM490・SS400、ステンレス
  • 対応板厚:6mm以上
  • 納品エリア:西日本広域(海上輸送対応)

図面支給・材料支給歓迎/1点もの・特注品対応/まずは仕様のご確認からどうぞ