― 旋盤加工+スプライン加工による一体対応 ―
スプライン加工は、軸と穴を高精度に結合し、確実なトルク伝達と位置決めを実現する重要な加工技術です。
鳴滝工業では、旋盤加工による外径・内径仕上げと、スプライン加工による嵌合部形成を組み合わせた一体加工に対応しています。
内径スプライン加工、外径スプライン加工、スプラインシャフト加工まで、設計意図を正確に反映した部品製作を行います。
スプライン加工とは?
スプライン加工の役割
スプライン加工とは、軸や穴の周方向に複数の溝(歯形)を設けて嵌合させる加工です。
単なる締結ではなく、回転力を安定して伝えるための機械要素として使用されます。
主な用途は以下の通りです。
- 動力伝達用シャフト
- 回転位置決めが必要な嵌合部品
- 着脱や分解を伴う機構部
キー溝加工との違い
キー溝加工と比較した場合、スプライン加工には次の特長があります。
- 接触面積が大きく高トルクに対応
- 多点接触によるガタの少なさ
- 位置決め精度が高い
- 繰り返しの着脱でも摩耗しにくい
そのため、精度・耐久性が要求される軸部品やハブ部品に多く採用されています。
鳴滝工業が対応するスプライン加工
内径スプライン加工
内径スプライン加工は、穴の内側に溝形状を形成する加工で、加工精度・芯出し精度が品質を大きく左右します。
弊社では嵌合精度を考慮したスプライン加工条件の最適化により、安定した内径スプライン加工を実現しています。
外径スプライン加工
外径スプライン加工は、シャフト外周にスプライン形状を形成する加工です。
加工時の重要な要素は下記の3つです。
- 外径の真円度
- スプライン部との同軸度
- 溝形状の再現性
鳴滝工業では、旋盤加工で外径基準を正確に作り込み、その後スプライン加工を行うことで、
精度の安定した外径スプライン加工に対応しています。
スプラインシャフト加工
スプラインシャフト加工では、シャフト全体の精度管理が重要です。
- 軸部の寸法精度
- スプライン部との同軸度
- 全長バランス
鳴滝工業では、旋盤加工+スプライン加工を一体で行う工程設計により、高精度なスプラインシャフトを製作しています。
旋盤加工+スプライン加工を一体で行う強み
加工基準がブレない
旋盤加工で作った基準面・基準軸をもとにスプライン加工を行うため、工程間のズレや誤差が発生しにくいのが特長です。
精度と再現性が安定する
外注分業では起こりがちな、芯ズレ、嵌合不良、微妙な寸法誤差を防ぎ、安定した品質を確保できます。
工程短縮・コスト最適化
加工を一本化することで、輸送・段取り工数の削減・調整作業の削減につながり、トータルコストの最適化にも貢献します。
対応形状
- 内径スプライン
- 外径スプライン
- スプラインシャフト
- ハブ形状・軸形状部品
※詳細仕様は図面をもとに確認いたします。
スプライン加工でよくある課題と鳴滝工業の対応
内径スプラインの嵌合が安定しない
→ 旋盤加工での内径精度確保と、スプライン加工条件の最適化で対応。
シャフトとスプライン部の同軸度が出ない
→ 旋盤加工+スプライン加工を一体工程で実施。
加工先が分かれていて調整が大変
→ 一本化により、品質管理と納期管理をシンプルに。
スプライン加工のご相談・お見積りについて
図面段階・構想段階から対応可能
「この形状でスプライン加工は可能か」「旋盤加工からまとめて依頼したい」
といった段階から、お気軽にご相談ください。
